ご案内チラシ(pdf)(以下、内容はチラシと同じです)
日本教育経営学会国際交流委員会主催 国際交流研究フォーラムのご案内
海外における教育経営研究の最前線
―米・中の研究者による教育政策・教育実践へのアプローチー
Frontiers of Studies for Educational Management & Administration in US and China
―Some Approaches to/from Educational Policies and Practices―
日時:2018 年5 月20 日(日)13 時〜17 時
場所:TKP 東京駅八重洲カンファレンスセンター・4 階・カンファレンスルーム4R
(JR 東京駅 八重洲中央口、徒歩5 分)
定員:40 名(先着順)
申込:資料準備の都合上、事前申込をよろしくお願いいたします。 あくまで申込時のご予定で結構です。
申込先 : 末松裕基(東京学芸大学)hiroki-s★u-gakugei.ac.jp (★を@に変えて下さい)
申込期日:2018 年3 月末日
【趣旨】
今期国際交流委員会では、米・英・独・中4か国の教育経営関係専門学会(academic society)の現状を整理しつつ、現地の研究者や学校関係者との往還関係の構築を図ってきた。そしてこれらの国における教育経営関連の学会大会の動向等にみる研究トレンド、学会誌掲載論文にみる特徴などから教育経営研究全体の特色を描き出す作業に継続して取り組んでいる。そこで本企画では日本教育経営学会国際交流委員会のミッションである「研究の国際交流にあたる」ことを目的に、海外の研究者を招いて直接の研究交流の場を設定することによって、教育経営研究動向の共有を図りたい。
今日、日本のみならず海外の教育改革動向には急展開がみられる領域、課題が多い。今回のフォーラムでは、教育に対するアカウンタビリティの高まりから教育効果の証明が強く求められる社会状況の中で、教育領域全般において教員や学校管理職の職能をテーマとする研究が増加傾向にあるアメリカ、近年国内の研究者の間で注目が高まっている「学校管理・学校づくり・学校評価の分権化に関する三位一体の教育改革」が新しいフェーズを拓く可能性があるとされる中国の2 か国から教育経営研究者を招き、かかる研究トレンドの最前線とそこから得られる知見を本学会の会員間で共有したい。
「教育経営研究の最前線」という間口の広いテーマとしているが、いくつかの論点を設定している。まず、本委員会メンバーによる教育経営専門学会の概要と直近の動きを改めて提示する(2016 年茨城大会配付資料を基礎資料とする)。これらの情報を前提として、アメリカ、中国の研究者により適宜追加・新情報を示していただく。そして主テーマである「教育経営研究」が教育政策・教育実践にそれぞれいかに活かされてきたか(いるのか)、あるいは逆に現実の教育政策が教育経営研究にいかなる影響を及ぼしてきたか(いるのか)、教育経営研究への教育実践からのニーズにはいかなるものがあり、研究者がどう応えてきたのか、等について報告していただく。その際、報告者の専門や関心領域に従って、例えば「教師教育(養成・研修)」、「学校管理・学校づくり」等に関する個別研究テーマに分化する流れの中で、我が国との比較的視座からも交流を深めていきたい。
(国際交流委員会委員長 高妻紳二郎)
司会:高妻紳二郎(福岡大学)、榊原禎宏(京都教育大学)
招聘研究者:
◯ 中国: 鮑伝友(Bao Chuan you)氏
(北京師範大学教育学部教育管理学院准教授、北京師範大学教育学部校長研修学院常務副院長兼教育部(日本の文部科学省相当)小学校校長研修センター副センター長)
◯ 米国: Mistilina Sato 氏
(Associate Professor and Campbell Chair for Innovation in Teacher Development, University of Minnesota)
*中国語と英語による発表には逐語通訳ではなく、補助的な通訳を入れる予定です。
通訳(リエゾン・コーディネーター) 中国語:張揚(北海道大学)*国際交流委員 英 語:古田雄一会員(大阪国際大学短期大学部)、高橋望会員(群馬大学)
*資料については概要を翻訳したものを配付予定です。
各発表時間 60 分(通訳の時間を入れて80 分)
全体の議論・交流時間 40 分
<当日の流れ>
13:00〜13:10
国際交流研究フォーラムの趣旨・登壇者紹介
中国・アメリカにおける教育経営研究の概要
13:10〜14:30
中国における教育経営研究の最前線
―学校管理・学校づくり研究の動向をめぐって―
鮑伝友(Bao Chuan you)氏
14:40~16:00
アメリカにおける教育経営研究の最前線
―教師教育研究の動向をめぐって―
Mistilina Sato 氏
16:10〜16:50 意見交流
17:30〜19:30 懇談会
<ご案内文、以上> ご案内チラシ(pdf)